皆様、こんにちは。

この経営の中で、製造業における品質の重要性を痛感させられました。私はもともと加工業の出身で、作業の際、操作を誤ると、小さなミスの場合は廃品が出ることがあり、重い場合はけがをする恐れがあります。労働災害を防ぐために作業台に入る従業員は、ルールをきちんと厳守し、作業者への安全教育と必要な訓練も欠かせないものです。

また、作業環境の清掃等、環境を整えることも大切であると実感いたしました。作業環境が整っていないところでは製造品に傷がついたり、不純物がついたりして不良品が発生しやすくなります。以前、日本の会社へ見学に行った際、その会社の作業員は仕事が終わった後、丁寧に作業台の廃棄物を片付けているのを目にしました。この点は我が社とは対照的なものでした。その後、作業が終わった後の清掃も見直しが必要であると感じました。

品質は会社における競争力の核となる一つです。品質不良が頻繁に発生すれば、修理と交換に無駄な費用がかかるだけでなく、お客様の当社に対する信用度が低下することになります。さらに不必要な産業ゴミは環境汚染にもつながります。そのため、当社では今後の経営方針として、不良品を削減する方法として、新たな品質管理システムの導入も検討しております。特に日常中での点検、製品に関しての第二次検査を徹底的に行う必要があると考えております。

最後に、お客様の声に積極的に耳を傾け、製品の品質向上に努めてまいります。

今後ともよろしくお願いいたします。皆様のご協力とご愛顧を賜り、お礼を申し上げます。